建設業界の人材不足問題を解決するために企業は何を改善すべきなのか

建設業界の人材不足問題を解決するために企業は何を改善すべきなのか

目次

業界最大の問題である作業員の高齢化

 

(引用:建設業で65歳以上は過去10年間で急増、全産業で4番目に高齢化が進むhttps://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000407.000043465.html

 

ここ近年、建設業界では人材の不足および業界全体の高齢化という問題を抱えております。上記のグラフを見て分かる通り建設業界の約60%は45歳以上という構成になっており他業界ではあり得ないような状況に陥っている一方で、建設業界の市場規模はオリンピック前から多少下げたとはいえどまだまだ上昇傾向にあります。

この状況がどういった事態をもたらすかというと、工事案件は増加傾向だがマンパワーが足りていないため通常の業界よりも残業や休日出勤が増えていってしまい過労状態に陥りやすくなってしまいます。実際に私も建設業界で働いた経験が5年ほどありますが、繁忙期は現場に宿泊することも多々ありました。

現代社会ではこのような実態を検索エンジンやSNSから調べられるので新卒の採用候補者にも情報が行き渡り、建設業というだけで入社希望しないという人までいたりします。

 

建設業に求められるのはDX化

 

ここ数年で建設業界はデジタル上での工程管理やモニターを使った現場説明、チャットツールの導入などDX化が進んでいます。

施工管理業務はこれにより作業効率を大幅に上げられていますが、その一方で現場作業員はまだまだDX化できているとは言えません。

これを逆手に取ると現場施工を行う中小企業がDX化を取り入れることで、業務の効率化や時間外労働人件費の削減に大きくつながるといっても良いでしょう。

採用候補者からしてもDX化をおこなっている企業だと採用サイトに記載があったり、業務内容の説明に具体的な施策概要があれば、他社より興味を惹かれるのはごく自然なことだと思いませんか。

 

建設業ならではの採用ブランディングをしよう

 

トライシステムでも建設業専門の採用サービスを事業としておこなっているのですが、他業界で通用する採用施策やブランディング手法が上手くいかないことが多々あります。

これは建設業界というだけで「厳しい労働環境」という社会の認識からこういったことが起きてしまっているのですが、実際には現場が日々変わっていく楽しさや竣工した時の達成感など他業種では味わえないような素晴らしい一面もあります。

なのでトライシステムでは独自の採用施策を提案しています。具体的には3つあるのですが、

  1. ・業務を良くするための施策を取り入れて採用サイトやLPで広告
  2. ・DX化を促進して企業のイメージアップ
  3. ・見てもらうだけで企業の本質的な魅力が伝わるSNSを設計

これらを軸に採用施策を行っていきます。主に大企業を除く建設関連の企業HPや採用サイトを見ていただければわかりますが、業務内容や業務の魅力が記載されていてもそれをより良くしていくために「今」取り組んでいる施策をPRしていない企業は多いです。

特にDX化などは採用候補者からしたらすごく興味を持ちやすい部分となっていますし、施工を行う建設業者の中では取り入れていない企業の方が大多数を占めるのですごく効果的だったりします。

 

まとめ

最後まで読んでいただきありがとうござました。

今回はトライシステムが行う事業の1つである建設業の人材不足問題について書かせていただきました。建設業界は私が元々いた業界でもあるので、問題解決に向けてトライシステムも全力で頑張ります!

もし建設業者の方で採用にお困りの方がいれば、お気軽にお問い合わせフォームよりご連絡いただけると幸いです!