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実際福井県のものづくりは世界に通用している
福井県はものづくりがとても有名です、中でも私が生まれ育った鯖江市だと眼鏡産業がすごく盛んで眼鏡枠製造シェアが、国内96%以上とものすごいシェア率を誇っています。
これだけでびっくりするぐらいの数字ですが、製造しているのはもちろん国産眼鏡だけではありません。ルイヴィトンやGUCCIなど世界的ファッションブランドの眼鏡製造も世界から受注生産を行っています。デザインや仕様を理解して実際に再現できる技術力があるのは本当にすごいと感じています。
実は私の実家も眼鏡の生産工程であるロー付を行っている会社なんです。ロー付というのは、眼鏡のパーツ同士を溶接ではなく銀ろうを用いて金属を接合することにより耐久性が大幅に上がるという接合技術なのですが、このように異業種に使えたり活用できそうな場がもっとあるに知られていないというのが現状です。実際ロー付に関しては、医療器具などにも取り入れられていたり産業の幅が広まってきていますがまだまだ普及できる分野はあると思っています。このロー付に限らず、福井県には世界に通用する技術力がある企業はたくさんあります!
しかしそれと同時に福井県にはマーケティングやブランディングを行う人が少ないためものづくりの技術が隠れてしまっているというのが現実なんです、、、
もし県内でマーケティングやブランディングができる体制ができたら
冒頭の記事を読んでくれた方ならちょっと考えたりしたかもしれませんが、もしも県内で企画、製造からブランディングまで行って全国あるいは世界に商品を発信できたらすごいことが起きると思いませんか?でもこれって福井県のITリテラシーやマーケティング、ブランディングを本格的に行える企業が増えてきたら実現できるんです!
でも現状は福井県の中堅〜大手製造業の会社は自社製品をリリースしても都内の企業にブランディングやマーケティングを依頼することが多いです。トライシステムで実際にあった事例として、普段から取引のある都内のブランディング企業から鯖江の案件のお話をいただくことがありました。
鯖江の企業 ⇨ 東京の企業 ⇨ トライシステム(鯖江) という発注の流れになりますが、すごく違和感がありますよね。こんなことがなぜ起こるかというと単純に東京の会社に任せておけば大丈夫というネームバリューや絶対的安心感からだと思います。しかし東京の企業は何かあってもすぐに駆けつけてくれるわけではありませんし、コストも東京ベースでかかってくるので非常に高いです。これってすごく損していると思いませんか?福井県内でマーケティングを行っているトライシステムとしては悔しいというのが本音です、、、
県内にはブランディングやマーケティングに関する知見のある企業が少ない、というのも原因ですがメーカーとマーケティング会社がマッチングしていないだけということもあったりします。トライシステムに限らず、県内でもマーケティングやブランディングに優れた企業は数多くあるので是非とも力を合わせて福井県を盛り上げたいですね。
トライシステムのマーケティング、ブランディングについて
トライシステムは越境ECであるShopifyを用いたECサイト構築を全面的に売りにしていますが、これは単に海外に売り出せるという理由ではございません。
Shopifyは拡張アプリが多くレンタル機能やサブスク決済などはもちろん、通常のASPではできないような拡張機能を構築できるだけでなく、SNSと連携することで集客経路を確立することもできます。ShopifyとSNSを連携することでSNSから直接商品を販売できるようになることも発表されていて、InstagramやTwitter、TikTokなどから顧客に直接リーチできたりトレンドに乗ったマーケティングを実践していきます。
トライシステムもまだまだ認知度が薄い企業ではございますが、これから実績を増やし福井県内の企業様のマーケティングやブランディングを成功に導く機会を増やしていければと日々精進しております。
まとめ
記事を書いていてあらためて福井県内の企業だけで企画からプロモーションまでできたら最強すぎるな、と思っていました。
いつか県内でこういったプロジェクトを立ち上げる、あるいは携わることを目標としてこれからも頑張っていきます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。